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2006/06/17.Sat

観劇:ブラジルのこと

木曜に、ブラジルの公演『ダイアナ/疚しい理由』を観た。
今回は三人芝居を毎日二本上演するスタイル。


『疚しい理由』
ごくありふれた人たちの何気ない日常から、徐々にワケありの事情が明らかになる話。
嘘や思惑による駆け引きで、主導権が移ってゆく様にスリルを感じた。
落ち着いていた人が困惑と興奮から乱れていく、という演技がとてもよかった。

最後に残った勝者だが、その先には破滅というか、抜け出せない迷路に入ってゆくような
不幸な末路が待っているように見えた。


『ダイアナ』
友、親、恋人、夫婦、といった人間関係からくる問題をはらんだ話。
相手を説得しようと頑張れば頑張るほど、相手からは冷めて見られてしまうのが、
悲しくておもしろかった。

目的や問題がはっきりしているため、話し合う余地があるのに
(結局は誰かが妥協しなければいけないのだが)
なかなか先へ進まず解決をみない展開に、苛立ちをおぼえた。
それは人間のエゴを見せる狙いなのだというなら、うまくいったのだろう。

エチュードで作ったような、役者の地がみえるような部分があったのだが、
それが話の進行を妨げているように感じた。
それはリアリティを追求したのだというなら、うまくいったのだろう。
自分の感じた苛立ちは、芝居に対してではなく、
現実のエゴに対してなのだというなら、きっとそうなのだろう。


簡素な舞台、道具も最小限。
暗転も転換もなく、50分の話を50分でみせる二つの舞台。
台本と役者の演技でおもしろく出来るという、自分の中のお手本になった。
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